Glomus tumor グロムス腫瘍



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 径5 cm程度の青色調病変として手指の爪甲下に好発します.強い圧痛を訴える
ことが多く,躯幹などに多発することもあります.
 病理組織学的には,真皮中下層部に境界明瞭な腫瘍結節が見られ,線維性被膜
を有しています(1).腫瘍胞巣内には大小の血管腔が認められ,この血管の内皮
細胞の外側に,これと接するように腫瘍細胞の増殖が見られます(2).
 腫瘍細胞は類円形の核と好酸性から両染性の胞体を有しており,互いに接しな
がら胞巣状に存在し,一見上皮細胞の増殖巣のように見えます(3).
 腫瘍間質は線維性のことが多く,ときにムチンの沈着を伴います(4).